ワンポイント No.5 :  発音の変化のコツ その2~鼻音化と流音化~


 1)鼻音化
   「
」、「 の前で、 」「」「」パッチムが変化します。
   変化する音は、いずれも「ん」ですから(大雑把に言えば)、
   「門(m「
」、n「」)の前では“ん”の音」という覚え方も一つかと。

    
 ㄱ
    
 ㄷ
    
 ㅂ

  例)
국민   한국말   받는  입문   합니다   읽는  있는 
    [
궁민]  [한궁말]  [반는]  [임문]  [함니다]  [잉는]  [읻는] →[인는]

  補足:パッチムの音は7つ有ると、入門で習うと思います。
      「
」「」「」「」「」「」「」この7つの音です。
     そして、発音はこのような感じでと、習ったと思います。

      
:(喉を閉じる感じで) kの音   :(喉を閉じる感じで) ngの音  
      
:(舌を上アゴにつけて)tの音  :(舌を上アゴにつけて)nの音
      
:(口を閉じつつ)   pの音   :(口を閉じつつ)   mの音

     これを見ると、「
」と「」、「」と「」、「」と「」はそれぞれ
     舌の位置など、発音する前の口の形は、一緒なのです。

     ようするに口の形はそのままで、後ろに「
」、「」が見えたら(“っ”と言いかけた状態を)
     “ん”の発音に切り替えたらと思います。


  上記の3パターンの他に、鼻音化する例があります。
   漢字語で、「
」「」「」「」の後に、「」が来ると「」が「」に変化します。
   そして、「
」の前の「」・「」は→「」・「」に(上記鼻音化の変化)それぞれ変化
   します。

   例)
국립  독립   협력   압력  등록  음료수
     [
국닙]  [독닙]  [협녁]  [압녁]  [등녹]  [음뇨수]   ←  まず「」→「
      [
궁닙]  [동닙]  [혐녁]  [암녁]              ←  そして、鼻音化


 2)流音化

    」+「」又は「」+「」の場合  「」+「」になります。

   
例)    일년    설날     신라      연락  
      [일련]   [설랄]    [실라]   [열락] 


    どの場合でも「
」になりそうですが、例外もわずかにありますので、それは後日に。


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