No.41 :  違いを極める(11)


      한글 마당 梅の花

     한글 마당에 매화꽃


 항상 산책하는 길가의 매화는 조금씩 조금씩 봉오리가 부풀기 시작하고 있습니다.
나중 10일간쯤 지나가면 피는 것이지요. 그러나 한파를 위해서 얼마간 늦을지도 모르네요.
 저는 화려한 벗꽃보다 매서운 추위 속에 늠름하게 피는 매화를 좋아합니다.
그리고 매화의 달콤한 향기에 평온함을 느낍니다.
그러나 뭐니뭐니해도 술을 마시는 때는 벗꽃 아래가 제일이네요. 매화에서는 아직 추우니까.



 いつも散歩する道端の梅はだんだん蕾が膨らみ始めています。
あと10日もすれば咲くことでしょうね。でも、今冬の寒波のために少し遅れるかもしれませんね。
 私は派手な桜よりも厳しい寒さの中に凛と咲く梅が好きです。
そして梅の甘い香りに安らぎを感じます。
しかし何といっても酒を呑む時はさくらの下が一番ですね。 梅ではまだ寒いですから。


先月の勉強から・・・。


 
~지という接続語尾が出て来ました。
これは前を肯定して後ろを否定または対照するときの表現です。

고래는 포유류지 어류가 아니다.」(鯨は哺乳類であって魚類ではない。)、
저도 소문으로만 들었지 모르다.」(私もうわさに聞いただけでよく分からない。)などです。
これは今までに出てこなかったかと思います。

これまでに出てきた「~
」を整理します。
 ①「動詞の語幹+/ 」の形で、「한국말을 공부한 3」(韓国語を勉強して3年)
 ②않다,못하다,말다」などの前で、「가지 않다」(行かない)、
   「
나오지 못하다」(出られない)、「울지 마세요」(泣かないで下さい)などの否定表現。
 ③「話し手の判断」、「聞き手の同意」、「疑問」などの略待終結語尾。
   「
어떻게 해야 할지」(どうするべきか)、「, 알았지」( お前、分かったか )、
   「
저게 누구지?」(あれは誰だ?)
 ④그래」と付いて婉曲な勧誘や、「그랬어」とともに遺憾の意を表す。
   「
있다가 오시지 그래요」(あとで来て下さい)、「같이 오지 그랬어」(一緒に来たら
   よかったのに)など。
 ⑤この他、名詞に付いていろいろな意味を表すこともあります。
   「
수원지」(水源池)、「목적지」(目的地)、「원고지」( 原稿用紙 )、「월간지」(月刊誌)
   などなど。
 語幹に付いたり、名詞に付いたり、まさに変幻自在です。


今月のおすすめ。   違いを極める。(11) 「스럽다」と「롭다」との違いは? 


 どちらも名詞や冠形詞などに付いて形容詞を作る語尾です。「~らしい」や「~げだ」や
「~そうだ」という意味です。書くときに「
」と「」が紛らわしいですね。
これには傾向というか、ある法則があります。

 名詞が子音で終わるものには「
스럽다」が、母音で終わるものには「롭다」が付くのが
ほとんどです。

스럽다 の例: 다행스럽다(幸せそうだ)、사랑스럽다(愛らしい)、자랑스럽다(誇らしい)、
걱정스럽다(心配だ)、정성스럽다(真心がこもっている) など。

롭다の例: 순조롭다(順調だ)、향기롭다(かぐわしい)、날카롭다(鋭い)、슬기롭다(賢い)、
새롭다(新しい)など。
ところが、「自由だ」という場合、「
자유스럽다」と「자유롭다」の両方が使われます。
こうなるともう両者のニュアンスの違いは日本語人にはわかりません。


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