ワンポイント No.7 :  漢字語を覚えるコツ その2


 1)先頭の漢字語

   先頭に「
」か「」が来たときに、「」になる場合があります

  例えば、
    のように、2文字目に以降に来るときは「」か「」の発音で、
      (男
) (定) (無
  同じ漢字でも先頭に来たときは、
     
     のように「」の発音になるようです。
    (
性) (由) (理)

   つまり、知らない単語でも、「
」が先頭に来ていたら「」か「」を当てはめてみたら
  漢字が推測しやすくなります。


 2)パッチムの「
」の読み
   前回、漢字語のコツその1で、パッチムの「
」は、イ段かウ段の漢字の読みになると
  説明しましたが、私なりに調べ、下記のような法則もあるかなと思って紹介します。

   「
」や「」の場合 イ段
   「
」や「」以外の場合 ウ段
   「
」の場合、イ段かウ段どちらも

 例)
     공장        여
   決
 男 気   工場 以 模   麺 学 旅
     イ  イ イ     ウウ   ウ    ウ   イ     イ   ウ

   厳密に言うと、上記の漢字の中でも、定(ジョウ)性(ショウ)生(ショウ)のように漢字の読み
  で、イとウ両方ある場合がありますので、100%当てはまる法則ではないので、参考程度に。


 3)漢字語の注意点
   今まで、推測しやすい例を紹介してきましたが、今度は、漢字語を推測する上での注意点を
  紹介したいと思います。主に漢字からハングルを推測する逆パターンですが。

   例1)
   例2) 지   例3)귀사의 기자가 기차에서 귀사했다
      南
 祉    祉 詞     貴社の 記者が 汽車で  帰社した

  例1)「ぼく」と「ふく」が、それぞれ逆なので注意が必要

  例2)同じ「ふく」でも
の方は、「」がないため注意

  例3)おなじ「きしゃ」でも、対応するハングルが違う
 

  結論:基本は1つのハングルに1つの漢字を覚えることが大事ですが、覚えるまでは、法則を
      上手に活用して、推測して頂ければなと思います。

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