ワンポイント No.13 :  語尾につくものは3パターン その2


  ワンポイントNo.2で、語尾に付くものは3パターンというのを解説しましたが
  今回はより詳細に解説します。

   前回と順番を入れ替えております。Ⅰ、Ⅱ、Ⅲというローマ数字を使用し、下記のような区分
  に分けるのが一般的です。今後変則などの解説時に、このⅠ、Ⅱ、Ⅲの時 どう変化
  するかというのを使用して行きます。 

  Ⅰ)直接付くもの
     前に何が来ても、変化しないでそのまま付ければよいもの。
      例:
겠습니다 지만など

  Ⅱ)パッチム有・無 
     前の言葉のパッチムの有無によって、後ろに付くものが変化するもの
     動詞・形容詞は
語尾 名詞はがつくことがほとんどです。
      例:~
세요/~으세요、~/~으면、~예요/~이에요 など
 
  Ⅲ)陽/陰母音
     ヘヨ体・過去形など、前の母音によって後ろに付くものが変化し
      (
) の いずれかが付くもの
      例:
해요体、했습니다(過去形) など


  その他
     
ㅂ니다/습니다だけは少し特殊です。
    なので、これだけは上に当てはめない方が分かりやすそうです。

   具体的には、下表のように一般的には、パッチムが有る時は
語尾(읍시다等)がつくので
   
먹읍시다はリエゾンして、[머급씨다]という発音になります。
   一方
먹습니다の発音はそのままで、後ろとリエゾンしません。習い始めの時、どちらがつくか
   迷うのは「
」がつくのが습니다だけだからかもしれません。
    また、
変則(詳細はNo.9)の時、「後ろにが来たら消してから落とす」と
   覚えている人にとっては「
」を見ると一瞬どうだったかな迷ってしまいます。
   (なので
語幹は下表のようにパッチム無と同じものがつくと覚える方が良さそうです)

語幹

ㅂ니다/습니다

ㅂ시다읍시다

パッチム無 가다 ㅂ니다 →갑니다 ㅂ시다 →갑시다
パッチム有 먹다 습니다 →먹습니다

읍시다 →먹읍시다

語幹 만들다 ㅂ니다 →만듭니다 ㅂ시다 →만듭시다


     どちらに何がつくかを忘れてしまった時は、「簡単なものには簡単なものが付き、
    ややこしいものにはややこしいものが付く」と覚えれば良いのではないでしょうか。

    パッチム無(簡単)は 簡単な方(
)が付き
    パッチム有(ややこしい)は ややこしい「
」(又は「」)がつくというように。


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