ワンポイント No.25 : 否定の連体形のコツ


  1)
否定の連体形

     否定の連体形活用は、「~
지 않다」, 「~ 못하다」の2つだけは活用時に
     注意が必要です。

    1-1)前の用言が動詞の場合の 否定の連体形(現在形)

      例)
입다

        
지 않     지 못하
        着ない服      着られない服

      「~
」の前にある用言が動詞なので、活用は動詞活用となる。


    1-2)前の用言が形容詞の場合の 否定の連体形(現在形)

      例)
좋다

        
지 않 건강     지 못 건강
        良くない健康     良くない健康

      「~
」の前にある用言が形容詞なので、活用は形容詞活用となる。

    ※形容詞に「~
못하다」がつく場合、(話者が)期待した水準に達していないというような
     意味合いを含んだ表現になるようです。

 参考: 補助用言について
   用言  …動詞や形容詞など、活用するもの。
   体言  …名詞や代名詞など、活用しないもの。
   補助用言…単独では活用せず、本用言と補助用言が連結語尾で接続されたもの。

補助動詞例 補助形容詞例
~지 않다 (~しない)  (※1) ~지 않다 (~しない)  (※1)
~지 못하다 (~出来ない) (※1) ~지 못하다 (~出来ない) (※1)
~지 말다 (~するな) ~고 싶다 (~したい) (※2)
~아/어/여 보다 (~してみる) ~는가/~(으)ㄴ가/~나/~(으)ㄹ까 보다
(~のようだ)
~아/어/여 주다 (~してやる)  


 ※1 補助動詞は動詞活用、補助形容詞は形容詞活用します。
    しかし、上記表のように「~
지 않다」, 「~지 못하다」の2語だけは補助動詞の場合と
   補助形容詞の場合もある。従って、上述したように前の用言の種類によってどちらの
   活用をするかが違ってきます。

 ※2 「~
싶어지다(したくなる)」と「~ 싶어(したがる)」は補助動詞。
    補助形容詞「~
싶어지다」に、「~// 」がつくことによって動詞化するので
   「~
싶어지다」は補助動詞になる。「~ 싶어」も同じ理由で補助動詞になります。

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